学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

効率の良い勉強方法~前置き~

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中学生以上になると、大体月に1回位の頻度で何らかのテストがやってくると思います。二学期でしたら、学期初めの実力テストから始まり、中間テスト、期末テストと最低3つ。学校によってはこれに模試なんかも混じってくるのではないでしょうか。

 今回はそのテスト前の準備の負担を軽減すべく各教科の勉強の仕方について書いていきたいと思います。

 

テスト前になって、毎日寝不足になるくらい遅くまでテスト勉強を頑張っている生徒さんを見かけます。一生懸命頑張っているなと感心する傍ら、あまり無理しすぎないようにきちんと睡眠もとってほしいなと心配になります。

 さて、一般的な公立中学校の場合テスト勉強にかける時間配分とはどのようにしたらいいのでしょうか?私のかなり個人的な感想で言えば、数学2時間、英語2時間、理科4時間、社会4時間、国語1時間くらいでしょうか。よって、1週間ちゃんとやれば十分テスト範囲をやり終えることができると思います。

ただし、ここには前提があります。それは、

「当日授業で学んだことは、当日中にちゃんと理解しておく」ことです。

これだけ徹底しておけば、テスト前に寝不足になるまでテスト勉強する必要はありませんし、そもそも一夜漬けに近い状態でテストに臨むのに対して定着度合いも違いますので、きちんと正答を導くこともできるようになります。また、もともと勉強時間が少なくて済むので、少し頑張れば応用問題まで取り組むことができ、さらなる上積みを行うことができます。

 

「な~んだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、当日学んだことを当日きちんと理解していくということは結構大変です。一日5~6時間授業を受けていきますので、学ぶことも結構あります。

それでは、これから5回に分けて各教科ごとに日頃の勉強~テスト前の学習についてまとめていこうと思います。

別に大したことではないのですが、とにかくまずは特別なことをいきなり始めるのではなく、当たり前のことからコツコツ始めてみてください。目指すは勉強量の平準化です。一番の問題点は自分で勉強することなんですが、そこについては最後にまとめさせていただきます。

ちなみに私自身も中学生時代はこのやり方のみです。きちんと10時~6時半まで睡眠取りながら、自学のみでやってこれたので自分で実証済みです。定期テストも250点中230~240点くらいは取れていましたので、このやり方で十分だと思います。

これは私の学力が高い云々ではなく、中学で学ぶ範囲であれば、取り組み方ひとつで十分対処が可能だということです。

 

それでは、詳しくは次回以降やっていきましょう。

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