学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

期待を裏切る成長

熊本 塾 中学

今日家族で少し外出をしました(1か月ぶり位)。妻と子(春で年長)と三人で車でちょっと遠出してショッピングモールに行き、私が授業で使うホワイトボードマーカーを大量に仕入れて、子供の靴を買って、昼食を食べて帰るという本当にちょっとした外出です。

最近ほぼ塾の運営と授業の準備ばかりだったため、子供が特に喜んでくれたのがうれしくもあり、私の好きな事ばかりしていてごめんねという気持ちにもなりました。

また、最近あまり一緒の時間を過ごしていなかったせいか、今日の外出で子供がすごく成長していることに驚きました。まず、お金の計算ができるようになっていました。普通に2,350円を出せたり、駐車場を「スリーフロアーイレブン…(3階の11番に止めたので)」とテレビで覚えたであろう英語を組み合わせて言っていたり…なかなかに驚かされました。私がこのくらい成長しているだろうなと期待している以上の成長を見せられて、親の知らないところでもどんどん成長しているのだな、と頼もしく思えました。

さて、同様のことが生徒様でも起こります。このくらいの問題量でぎりぎりかな~と思って宿題を出題すると、余力を残して仕上げてきたり、この問題は難しいかな~と思って出題するときれいに解いたり。このように私の期待以上に生徒様が成長している様を目の当たりにしたとき程、うれしいことはありません。私の授業以外でも自らどんどん成長しているのだな、と生徒様の自立とそれに伴う成長を実感するのです。

この成長は実際には成長の結果であり、期待を上回る成長の前には予兆が現れます。例えば、最近宿題をしっかりしてくるようになった、自習を進んでするようになった、授業中真剣に取り組むようになった、等本当に些細な事ではありますが少しでも前向きに学習に取り組むようになると、どんどんよい変化が表れてきます。このような変化が現れた時はうきうきしてしまいます。いよいよテイクオフするのかな…と。

期待を上回る成長を遂げる時、生徒様には行動変容が起こっています。通常この生徒様はこのくらいの強度で学習しているという実績から、大体この期間でこの生徒様はこの位まで成長するかなと予想します。しかし、行動変容によりこちらが予想した以上の強度で学習を行っている場合、こちらの予想を超える成長曲線を描いてきます。この時、期待を上回る成長を遂げるのです。

明日で塾を開講して1か月となります。まだまだ少人数ではありますが、中にはこの行動変容の予兆が現れてきている生徒様も見受けられます。塾に来ていただいている生徒様皆、早く飛び立ってほしいと願いながら明日の授業の準備を進めています。

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