学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

家庭と塾、問題演習はどうする?

熊本 塾 学習塾のNAKANO

最近当塾のスタンスが慌ただしく変化しております。最初は安く気軽に学習の補助が出来ればいいかなと思って始めた塾で、指導教科も数学と理科だけだったのですが、ご要望にお応えすべく、そして私自身の事情等も鑑みつつ…どうしたら生徒様の成績を上げることが出来るかということを考えに考えて変化してまいりました。

どうしたら成績上げられるかということを考えるのは大変な反面楽しいもので、一日中ずっと考えていても全く苦にならないのですが、いざそのアイデアを行動に移すとなると相当な度胸が必要です。幸いうちは私一人で運営している塾ですので、やるかやらないか私が決断しさえすればすぐ実行できるのですが、それを気軽に「やってみたら」と言ってくれる妻にも助けられます(家庭で反対されたら多分ストップするでしょう)。

 

さて、当塾では授業において一つ大きな理念を持っています。それは「理解と思考」です。「理解」については大体いいかと思います。しっかり授業中に解説を行えばいいので。

問題は「思考」です。とにかく生徒様に考えてもらわないといつまでたってもできるようになりません。つまり、演習です。

例えば次回塾で取り上げる問題を出しておいて、家庭で学習し、それを塾で解説…。これでは塾の時間中どれだけ思考(問題演習)する時間があるでしょうか。自分である程度できる生徒様ならいいのでしょうが、それは偏差値60台の上位層の生徒様です。塾で学習する生徒様の多数は偏差値50未満の生徒様でしょう。…ってその生徒様が家で次やるところの問題をできるわけないでしょう!

最初は一緒に解かなきゃ!解き方を一つずつ誘導しながら思考の仕方を説明し、流れをつかまなきゃ。そしてその直後に問題演習一杯して問題に慣れないと。…と私は考えています。

なので、私の塾では基本問題演習が中心です。問題を解く過程を生徒一人一人に聞いていって難しそうなところを一緒に解いて解法まで一緒に導くというやり方です。まぁどこでも同じことしているとは思いますが、私の塾では解説2割、問題演習8割くらいの比率です。

生徒様は結構大変そうです。塾の間(3時間)ずっと問題解いてないといけないので、頭がつかれたという声がよく聞こえてきます。でも、3時間はあっという間に過ぎていくでしょう。もっと時間が欲しいという声もあがりますので。

ちなみに家庭学習は宿題プリントというかたちで授業の復習をしてもらっています。とにかく定着が大事。受けっぱなしにはしない。

確認テストもします。合格するまで帰れません。逆に合格したらすぐ帰れます。なので、確認テストはみんな必死にやります。

学校の勉強なんて、やるかやらないかです。やれば成績上がります。上がらないということはやってないから。解説聞いてもやったことにはなりません。

さぁ、手を動かし頭を回転させましょう!

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