学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

子育てを考えた自宅の設計(我が家の場合)④

熊本 学習塾

さて、このシリーズも長くなってしまいましたので、これで最後にしたいと思います。

【工夫したところ】

⑪キッチンの背面

うちのキッチンは横270センチのものを使っています。設置の際、キッチンの背面をおしゃれな棚等から選ぶことができましたが、うちではホーローの板を張りました。おしゃれさは皆無ですが、ホーローの板はホワイトボードマーカーで落書きしてもすぐに消すことができるのです。

ちょうど子供が落書き真っ盛りの時期でしたので、キッチンの背面全部を落書きボードとして利用することにしたのです。

これは子育て…というよりも子供が熱中してくれたのでかなり良かったです。横270センチの広大なキャンパスに落書きができるので、毎日落書きに熱中し、その間のんびりすることができました。

また、落書きの効果として、うちの場合は子供が早くに文字を覚えてくれました。小学校1年生の段階で、ひらがな、カタカナ、アルファベットの大文字、小文字、漢字少々、後、なぜかベトナム語とロシア語のアルファベット?を覚えてました。

自分のイメージを目いっぱいぶつけることができるので、子供も楽しかったようです。今後は私が勉強を見る際のホワイトボード代わりに使おうかと思っています。

 

⑫半吹き抜け

うちは熊本駅にも近く、今後開発も進む予定であることから、周りを建物で埋め尽くされる可能性があります。今は採光が取れていますが、今後どうなるかわからないため、光を取り入れられるよう、棚田型の形をしています。

縦に長いつくりのため、同じ高さをずっと続けていると建物の中心部分には光が当たり難くなります。そのため、階段状に天井を高くしていくことで、そこの間に窓を付けて採光できるつくりにしているのです。

最初はイメージで建築会社さんに提案してみたのですが、うまくいって家の中がかなり明るくなりました。東~南の光を取り入れ、西日は入らない作りになるよう窓の位置も気を付けました。以前マンションに住んでいた時に廊下が日中でも明かりを付けないと暗かったので、それと比べると日が暮れるまで明かりをつける必要もなく快適です。

 

⑬巨大ロールスクリーン

私と子がアレルギー持ちのため、洗濯物は全て室内干しにしています。リビングの端に室内干し場を作っており、そこには吹き抜けに作った天窓から光が当たるようになっています。ただし、常時干しっぱなしになっているので、洗濯物を隠すために巨大なロールスクリーンを設置しています。高さ5メートル、幅3メートル弱ある、一枚物で注文できる最大サイズのロールスクリーンです。

こちらは真っ白な遮光素材にすることで、ロールスクリーンとしての役割のほかに、ホームシアター用のスクリーンにすることができます。

120インチよりも大きいので、大迫力の映像を楽しむことができ、子供もすごく喜んでくれています。

 

⑭ロフトベッド

狭い家で空間を最大限使用できるよう、ベッドはロフトベッドを使っています。

下にタンスや本棚などを置くことができ、自室は6畳ですが、ウォークインクローゼットまで作っても十分快適に過ごすことができます。

慣れればロフトベッドは非常に便利です。

 

⑮2階

2階は極力使わないよう、6畳の部屋を1室とトイレのみ作っています。住んで5年になりますが、やはり2階はほとんど使いません。将来的には子供部屋にする予定ですが、まだ子供もリビングで過ごしているので、今のところは物置です。子供が巣立った後は基本的に1階のみで生活できるようにしています。

 

⑯バルコニー

バルコニー(ベランダ)は作りませんでした。建物の強度が下がることと、掃除が必要なことに対し、洗濯物は室内干しで対応することから必要性がなかったからです。

布団も室内干し場で干すことができますので、今まで不便を感じたことは一切ありません。

 

以上、最後はかなり駆け足になってしまいましたが、少し工夫したところを挙げてみました。少しでもこれから戸建てを建設される方の参考になれば幸いです。