学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

事業を行うこととエネルギー

熊本市 塾

春休みが終わり、新学年が始まりました。始業式後の授業では、生徒様の間で新クラスの雰囲気などを話しており、新しい生活が始まる新鮮さを感じました。

一方弊塾はというと、春の特別授業が終わりほっと一息ついたところです。

弊塾では、長期休暇中春期講習や夏期講習などは行っておらず通常授業を進めるのですが、別途特別授業を設けることで苦手教科・単元の補強を行っています。

基本的に午後遅い時間帯に集団授業形式の特別授業、午前から~午後にかけて個別授業を行いました。3教科以上受講頂いている生徒様には集団授業形式の特別授業は無料で実施していますので、多くの授業がサービスです。

根底には少しでも春休み期間中を使って学習内容を理解してもらいたいという気持ちがあるのですが、おかげさまで多くの生徒様にご利用頂きました。

 

さて、今回の特別授業期間ですが3月23日~4月8日まで17日間行いました。この間は8:30~22:30まで私は休みなく塾で働き、授業、授業準備、掃除、ご相談、特別な取り組み(卒業式のあいさつ運動、学校側との交渉等)の対応を常時し続けます。

 

このスケジュール案を作成しているときどんな心境かというと『強烈な不安』のみです。毎回これを成し遂げられるか、頑張れるかという大きな不安と闘っています。特別授業が始まる前日は明日からの不安で一杯、開始3日目くらいまでは「もう少しゆるめにしとけばよかった」という後悔、その後は無心で毎日を乗り切り、最後の3日くらいは根性でゴールにたどり着くという感じです。常時自習希望や補講希望の生徒様を受け付けていますので、一時も気を抜くことも許されません。特別授業期間終了後の翌日などはぐったりしているわけですが、3日たった今日、夏はいかにしようかと既に次の戦いに向けて意欲十分です。

 

少し長くなりましたが、なぜここまでできるのかというと、好きな事なのでエネルギーに満ち溢れているからです。自分の全てをつぎ込めるほど好きな仕事なので、とにかく何をしようかと次から次にエネルギーが湧いてくるのです。

とある有名塾のブロガーさんが、塾の経営者は台風のようなものだとおっしゃっていますが、まさにその通りだと思います。とにかくエネルギーがうねり、何もかも飲み込み、どんどん突き進む。そんな感じです。

 

独立して運営していくうえで最も必要なことは、このエネルギーだと思っています。壁にぶつかったとき、小賢しく理屈を並べるよりも、全力のエネルギーで持ってどんどんぶち破っていく。そこにはある程度の思慮も必要になりますが、それはあくまで周りに迷惑をかけず、失敗しても立ち直れないほどの大失敗まではしないための思慮で十分です。変に小賢しく考えると壁にぶつかった時に立ち止まってしまいます。

ストップはその間一切改善していませんし、成長しません。自分に関わる事象を受け止め、全てをぶち破るようなエネルギーをもって今後も塾の運営に取り組んでいきたいと思っています。