学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

実情に併せて変化できるのが個人塾!

熊本市 塾

弊塾では、今年中学を卒業した高校1年生を対象に数学のフォローとして日曜日に4時間半数学の授業を行っています。ところが、最近困ったことが生じ始めました。学校が開始して3カ月もたつと、各学校で進度が全く異なるようになってしまったのです。

今までは皆同じ中学校だったので、同じ進度で問題なかったのですが、学校が違うと片や数Ⅰの関数、片や数Aの確率といった具合に全く学習する内容が異なります。

そこに対して集団授業を行ったとしても、全く当てはまらない生徒が多数出てくるのは必然です。本来そのようなことがないようにどちらもカバーできるだけの先取り学習を行う予定で、実際卒業後~春休み中は集中的に学習を行ってかなり予習も進んでいました。しかし、テスト前2週間や学校行事等で授業ができない週があると、一気に進まなくなり先取りした貯金も追いつかれてしまいました。

 

そこで、このまま集団授業を行っても誰のためにもならないと判断し、弊塾ではこれから先集団授業を中止し、個別授業に切り替えることに致しました。

個別にすることで、私の負担はほぼ3倍~4倍になる見込みです。1コマ(2時間)あたりに見れる生徒様が2~3名。よって、今まで4時間半で9名見てましたが、今後は最大12時間の負担となります。また、今後は生徒様それぞれの範囲とテキストを使いますので、準備にかかる時間が今までの2~3時間の9倍なので約23時間程度を見てます。

つまり、現在約7時間⇒個別授業後約35時間と、大体5倍となる見通しです。

ここまで時間がかかりますので、本来費用を高くすべきなのでしょうが、今年1年間は卒業生をできる限り面倒みると誓いましたので、私の矜持で費用はそのままで行きます。生徒様によっては塾時間が1コマになる生徒様も出てくると思いますので、むしろ収益は減少するでしょう。

ここまで書いてて、自分自身大丈夫か…と恐怖が襲ってきますが、多分いけるでしょう。一日4時間今よりも早く仕事して月曜~土曜繰り返せば時間は作り出せます。これに加えて小学生の部の開校も準備していますので、今年も昨年に続き限界突破(昨年は朝6時半起床~夜1時半睡眠、食事・風呂・睡眠以外全て仕事)を8月~翌2月末までほぼ休みなしでぶっ続けました)で突き進む1年になりそうです。これも自分の成長と思ってやり切って見せましょう。一体どこまで成長するんだ。自分!!

 

…と色々と余談が過ぎましたが、今回お伝えしたかったのは、こんなことができるのが個人塾だということです。生徒様や保護者様の要望を即座に取り入れ、対応することができる。判断、実行が即座にできるからこその対応です(見切り発車も多いですが、限界まで頑張ってできなければゴメンナサイとあやまります)。

それもこれも、受け持つ生徒様を最大限延ばすためです。お金や時間を優先すれば、もっと簡単に効率の良い運営ができます。しかし、私の頂く月謝は、自分が最大限できる限りを尽くし、それに対する対価という位置づけです。ですから、夏期講習であれ、テスト対策であれ、月4回だろうが30回だろうが月謝は変わりません。私は月〇〇円で自分の全力を尽くします。それを信じて月謝をお願いしますという立場ですので。

 

大手様にはできない、私だからできること。それは全力で心を込めてできる限りを尽くした運営だと思っています。生徒様の実情に併せ、固まった対応ではなく柔軟に、自分の限界まで対応していきます!