学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

仕事を分担すべきというジレンマ

熊本市 学習塾

弊塾は表上は1学年に対して講師が1名で授業を行っています。もちろん、裏では授業の進め方について講師同士で打ち合わせをしたり、足りないところは協力しながら日々生徒様の成績向上に向けまい進しています。

 

今後、弊塾を拡大させていくことを考えると、仕事を分担するスタッフを雇ったり、数名の講師で授業を分担したりということを検討する必要があるとは思います。分担したほうが私が体を壊したときなどのフォローもできますし…。

ただ、だからといって今後講師を増やすかというと私に増やす気は全くありません(フランチャイズとして、弊塾と契約して独立開業される方は別です。あくまで私が指導している生徒様を分担して指導する講師という意味です)。

リスクヘッジを行う上で、フォロー体制を構築しておく必要はあるのでしょうけど、緊急時以外で自分の生徒様を他の講師に指導してもらうということがどうしてもできないのです。

 

これは私の自己満足で、私の職人気質によるところが少なからずあると思います(子供のころの夢は刀鍛冶職人でした)。他に大きな要因としては、今まで人に任せた仕事が私が期待したレベルの7割にみたないものばかりだったということがあります。仕事をお願いするとき、このくらいはできるのではなかろうかと期待して任せるのですが、今まで人に任せた仕事で満足したことがないのです。すべてが物足りない…。そのため、最後はもう一度自分でやってしまうのです。

多分、私が担当している生徒様に、他の講師が満足いかない授業をしたら我慢ならないでしょう。

 

弊塾がこのまま小さく細々と運営してくのか、それとも大きく広げていくのか。その分かれ道として、私がこの性格とどう折り合いをつけるかが重要になってくるでしょう。

私は経営者です。この塾に命を懸けています。しかし、雇った講師はバイトかサラリーマンです。バイトやサラリーマンに命を懸けろというのはあんまりです。命を懸けない程度の仕事をよしとする区切りを付けない限りスタッフは雇えないでしょう…。体育会系上がりなので、私の方針を押し付けると超絶ブラックになるのは分かっています。多分誰も耐えられない。だから、かなりの強者が表れるまで現状維持なのかなと思います。