学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

守って無難よりもせめて怒られたほうが伸びそう

熊本市 学習塾

そろそろ中間テストです。

弊塾では、中間テスト3週間前から準備期間を開始します。今シーズンは今までよりもさらに1週間早めて3週間の準備期間を設けています。

最初の1週間は学校の問題集を仕上げる期間です。成績上位が見込まれる生徒様はこの3週間前までに学校の問題集を仕上げて、最初の1週間でもう一度学校の問題集が9割得点できるまで演習を積みます。

ちなみに、この3週間前提出はやろうと思えばすべての生徒様がやり遂げることは可能です。なぜなら、部活動で忙しく、土日も練習がある中でも出せる生徒様がいるからです。一方で出せない生徒様はまだ精神的に弱いかなと。まだまだ甘えが抜け切れていないか、計画を立てれていないかでしょう。どうしても目先の楽を取ってしまいます。

やることやってから楽しめば気分も晴れそうですが、やることが常に頭の隅にある状態で遊んでも完全に楽しめないのじゃないかと…。

とりあえず、やる生徒様はやりますし、できない生徒様はできないです。私も最初から全てができるとは思っていませんので、できないことを前提にある程度準備をしています。これを少しずつできるようにしていくのが私の仕事でもあります。

 

さて、そんな中「学校で習ってないところまで問題集を解いたら先生に怒られます」という意見が生徒様からありました。確かに、授業の中で問題集を解く時間まで考慮している先生であれば勝手に問題集は解いてほしくないでしょう。でも、本当にその先生はきちんと、完璧に問題集を解く時間を取ってくれるのでしょうか?中途半端に解いて残りは課題としてやっといてっていうのをテスト直前に言い出したりはしないでしょうか?

もし、解いてて怒られるのであれば、一旦コピーに解いておき、授業で解かなかった個所についてはコピーを張るようにしたらとアドバイスしています。

ここで引っかかるのが、「だから授業で解くまで解きません」という姿勢です。別に先に解いててもいいではないですか。前向きに取り組んでいる証ですので、わざわざ待つ必要はありません。びびって受け身になるよりも責めましょう!

 

会社員時代は出世競争真っただ中にいましたが、最も怖かったライバルはとにかくなんにでも取り組んでみるタイプです。もちろん失敗もしますが、若いうちに取り組んで犯した失敗は好意的に受け止められます(受け止めてくれないしょっぱい上司にあたってしまったら、上司ガチャに外れてしまったと嘆きましょう。)。そして、ある程度場数を踏めば、数年後には同じ同期でも相当な差となって現れます。この差はもう埋まりませんし、そもそもその物事に対する姿勢に大きな差がありますので、その後もどんどん開いていくだけでしょう。

 

仕事の話になりましたが、学習も同じです。言われてないからとか、習ってないからできないとか逃げです。どんどん前に進みましょう。自分で可能性を広げていってほしいですし、そのためであれば私も惜しみなく支援いたします。