学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

お願い営業ってつらいですよね

熊本市 塾

先日、以前勤めていた職場の先輩から、ノルマ達成のためにとあるサービスに加入してほしいという連絡が来ました。

もちろん、知らない間柄ではありませんので、協力したわけですが、ただ先輩とはいえまだそんなことやってるんですかという内容の話をしました。ちなみにこれはその先輩に対してではなく、それを強いる母体(会社)に対してまだそんなことやってるのですかという内容です。

所謂お願いセールスというやつですが、これって顧客側からしたらなんのメリットもないわけです。「お願いだからこのサービスに契約して」を言い換えると「お願いだから私のノルマ達成と人事評価その先にある給料のために、あなたの時間と資産を差し出してちょうだい」と言ってるということです。

顧客側からしたら非常に迷惑な話なのですが、そもそもこれは厳しいノルマを突き付けられて、しかもそのノルマ達成のための具体的な手法を示さず、単に数字だけ与えられたがためでしょう。達成するためにプライドも捨てて頼み込んでいるといいう状況ではなかろうかと思います。

 

私自身会社員時代はノルマ達成のために同様のことをしていましたが、とにかく良心の呵責にさいなまされていました。特にクレジットカードの加入斡旋などは、必要のない数種類のカードにさらに家族カードまでつけてお願いします。顧客にとってはいい迷惑ですが、支店の目標達成と自分自身の評価を上げるためにお願いして回りました。当時を思い返してみると、自分のためにお客様を巻き込み本当に恥ずかしい限りです。

 

今、私は学習塾関連ではありますが、営業の方からご提案を受ける側となりました。営業時代の経験もありますし、何より営業担当者から頂く情報がありがたいので、常にウェルカムの態勢でお迎えしています。このように有益な情報や、ご提案を得ての営業であれば双方win-winでしょう。

学情報や受験情報、新しい物件情報や、有効な教材、集客や授業のノウハウなどの情報に付随する営業であればこちらも助かります。

私自身も保護者様にご提案をする際、まずはためになる為にはどうすべきかを前提にお話しするようにしています。次回また記事にしたいと思いますが、どういった目線で提案や営業を行うのか、それ次第で今後のお取引や営業に対するイメージ、態度が大きく変わってくると思います。