二回ほど学習について書きましたので、今回は少し方向を変えまして、学生の頃の財産について書きたいと思います。
財産と言ってしまうと、かなり大事な感じになってしまいますが、ここで述べたいのは「学生の頃の財産」=「経験」ということです。
私は学習を補助するのが仕事ですので、どうしても学習の理解だったり、進路だったり、成績のことだったりということがメインの話になりがちです。しかし、その一方で授業で勉強頑張った分だけ空いた時間は思いっきり楽しんでほしいと思っています。
学生のころにしかできない経験をいっぱい積んで、その経験という財産をたくさん増やしてほしいです。
かといって、何か特殊な経験をしろと言っているのではなく、あとで思い返してみてあの時のあの出来事面白かったなと思えれば十分な財産といえるのではないでしょうか。
毎日がきらきらしている必要はないし、無理に意識を高く持っていく必要もありません。ただ、学習するときと同様に、余暇の時間も全力で満喫してもらえるとうれしいです。それでご家族の団らんや、もしくは私の授業の時にでも「こんなことあったよ」と教えてもらえると、それだけで周りも楽しくなりますよね。
ちなみに私の財産といえる経験は三つほどあり、一つが中学2年のバスケ部を退部してから中学卒業するまで、二つ目が高校の部活動、三つ目が大学ボウリング部時代です。
中学2年以降は体力のある限り遊び尽くしたことが財産です。人生で最も体力の限り遊んだ時期だと思います。
高校ボート部時代は、友人や後輩たちと自分らで部活を切り盛りしていたことが思い出です。土日ですら部活を休むのが嫌でした。
大学時代は例にもれず、とにかく時間を浪費してバカな遊びをしていたことが財産です。
これらの時間は別に特殊なことをしたわけではありませんが、私の学生の頃のかけがえのない財産です。
とりとめのない話になりましたが、とにかく学習にしろ、遊びにしろ無駄なものなんてありませんので、全力でその時間を過ごしてくださいね。変に力を抜いたりすると記憶にも残らない無駄な時間になってしまうこともありますよ。
最後に私がずっと大切にしている格言を
「姑息な無駄は無駄で終わるが、壮大な無駄は財産となる」(…なんか字面がDIOっぽいですが)
高校時代当時の校長の言葉です。とにかくバカなことをするとほめてくれる偉大な教師だったと思います。
私もこんな大きな人になれればいいな~と尊敬しています。