学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

部活動の位置づけ

熊本市 学習塾

弊塾の生徒様は100%部活動か何らかのクラブに所属しています。よって、授業の開始時間やカリキュラムも部活動の終了時間を考慮して作成しています。

私自身大学までずっと体育会系の部活動に所属していましたので、部活動は大いに頑張ってほしいと応援しています。

ただ、部活動に所属している生徒様で大きな勘違いをしてしまう場合がありますので、都度お話ししていることがあります。

それは、「自分がどのフィールドで勝負しているかきちんと認識しておく」ということです。ここをはっきりさせておかないと、部活を言い訳に逃げまくる生徒が出てきます。

今後自分がどういう進路を進みたいと考えているのか、高校進学するのか、高校進学するのであれば、受験するのか、それともスポーツ特待なのか…。目指すものを明確にしておく必要が在ります。

 

当然、弊塾の殆どの生徒様が受験して高校に進学することを目的にしています(以前スポーツ特待を第一志望に、勉強する習慣を付けるために来ていた生徒様もいらっしゃいました。最終的にスポーツ特待だけでなく、受験でも合格されました)。

ということは、戦うフィールドはあくまで学力勝負の受験です。ここが本来の居場所なのです。私の感覚でいうと、戦うフィールド以外の時間は余暇です。誰からも強制されたわけでなく、自分の自由時間を有意義にするために習い事や部活動をしているのだと思います。

ところが、余暇であるはずの部活動をなにやら崇高なものととらえて、部活のリフレッシュにさらに余暇を取る、そのために本来戦うべき時間を削る…。私からすると、部活だろうが、ゲームだろうが、昼寝だろうがどれも余暇の時間です。ただ、部活だけはなぜか余暇とみなさない…なんなら最も重要なものとして位置づけてすらいる。

 

なので、私は最初に伝えます。「部活を言い訳にするな。見苦しい」と、それだけしっかり意識してもらえたら、部活で疲れたなんて言葉は塾内で出ないです。

学校活動・教育の一部として部活動は重要だと思います。ただし、それを逃げの言い訳に使わないように気を付けたいです。