学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

敬称は重要だと思います

熊本市 学習塾

私は、生徒様を呼ぶときは下の名前に「君」「さん」を付けて呼ぶようにしています。苗字だとどうしても堅苦しい感じがするためです(同じ名前の生徒様がいる時は名字で呼ぶ場合もありますが)。

さて、数年前のブログにも一度書いたのですが、私は生徒だけでなく、会社員時代は部下や部活の後輩であっても絶対に呼び捨てで呼ぶことはありません。何なら自分の妻や、子供ですら「君」付けで呼びます。

これは私の気性によるところもあるのでしょうが、呼び捨てで呼ぶとそれだけで相手への態度が荒くなったり、軽くなってしまいそうな気がするのです。

 

特に、先生と呼ばれるような仕事をしていると、ここを意識しないと「勘違い」を起こしてしまうのではないかと注意しています。塾では自分が教室の管理者であり、年長者でもあります。周りからは先生と呼ばれ、ともすれば自分は偉いなどと全く滑稽な勘違いをしてしまいかねないと注意しています。

私はあくまでもサービスの提供者であり、生徒様はお客様。もちろんそこにはしっかりとけじめをつけた関係を築かないといけませんが、やはり生徒差はサービスを受ける側であることには変わりありません。立場はフィルティフィフティですので、どちらが偉いもへったくれもないです。

私は生徒様が楽しく気持ちよく、そして集中して学習に取り組む環境と授業というサービスを提供するのが仕事であることをしっかりと念頭に置き、業務に取り組まななければなりません。

 

そのためにも、生徒様に敬称を付けるのはもちろんのこと、命令口調、詰問、恐怖で支配するような教室運営は厳に慎まなければなりません。

私の仕事は生徒様やその保護者様方のご協力のもと成り立っていることをしっかりと認識して業務を進めていきたいと思います。