学習塾のNAKANOのBLOG

小・中学生の学習方法や環境について

変われるかというのは、動けるかということ

熊本市 塾

以前、変わるのは大変なことだという趣旨の記事を書きました。

これは生徒様だけではなく、私を含め大人でも同じことが言えます。

今までの日常ルーティンすべてを含めて、その人のアイデンティティーですので、それを一つ変えるということは、大げさに言えば人格を少し変えることといえるかもしれません。

なので、変えるとなるとすごくハードルが高く感じる場合は、まず「やってみる」と考えるとハードルも低くなるのではないでしょうか。

 

ここで、この「やってみる」もできない人も多くいると思います。ただ、これができないとここから先その人の成長や成功は非常に厳しい状況になりそうです。

私が今まで出会った人で、全てとは言えませんが、成功している(もしくは私から見てすごいと思える)人はすべからく行動が早いです。

例えば、以前より色々と情報交換をしている塾の経営者様。補助金のひな形を参考に差し上げたところ、翌日にはそれをもって商工会に行き、補助金の手続きを進めている。

とんでもなく行動が早いです。このスピード感こそが事業を継続し、拡大できている要因だと思います。

一方で、今まで補助金のひな形を渡したり、情報を差し上げた方が数名いましたが、人によってはいまだに手続きすらしていません。その割にお金がないから事業拡大できない、広告活動ができないと嘆く…。そりゃ、動いてないからでしょうと。何も0からやる必要もなく、情報提供や最も煩雑な事務処理の大半を担っているのにそれでも動かない。そして嘆く…。

私が情報共有している場で、今回補助金の情報をあげたところ、その経営者様を含め4名から連絡がありました。それも1日でです。以降新しい方からの連絡がないことを考えると、その他の経営者様は補助金が必要ないか、それとも動けなかったかのどちらかでしょう。

 

これはほんの一例ではありますが、全てにおいて同じことが言えます。毎日単語の学習するといったの、今日から始めれてますか?宿題は後回しにせず、率先して取り組めていますか?汚いと思ったら、その場で掃除できていますか?やろうと思った業務は、その瞬間取り掛かれていますか?

 

私たちは常に決断と実行を繰り返しています。決断が遅かったり、実行が遅いとそれだけ機会を喪失してしまうのです。数少ないチャンスをきちんとつかむために、常に動いていかなければなりません。周りから見るとせっかちに移るかもしれませんが、私からすると動けるのにうだうだ悩んでるのは時間の無駄です。悩んでどれだけ最適な答えが見つかったでしょうか?…というよりも本当に悩んでいるのでしょうか?日和っているだけでは?もしくは変わらないためにやらない理由を探して、変わらない自分を納得させようとしていないでしょうか?

 

最後に以前も書きましたが、もう一度大学時代の部活の合宿所に張ってあった言葉です

「最大の失敗は、チャレンジしないことである」